Le Ciel 2008年11月12日
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筑紫哲也さんが亡くなられた。
大学時代、ジャーナリストになるのが夢だった私にとって、
筑紫さんは注目していた人物の一人だった。

好奇心、洞察力、反骨精神。
ジャーナリストに必要なものをすべて兼ね備えている稀有な人
と、ある著名人が筑紫さんのことをこう評していた。

ニュース23の多事争論。
学生のとき、ニュース番組やドキュメンタリーを見ては、よくノートに心に残った言葉を書き留めて、それに対する自分の意見を整理していた。筑紫さんの言葉もよくメモったものだ。
時には「まさにその通り!」と頷き、
時には「本当にそうだろうか?私はそうは思わない。」ということもあったけれど、
そうした中で、物事を多面的にとらえる、という大切な姿勢を教えてもらったような気がする。

最近のマスコミ報道を見ていると、「多面的にとらえる」という意識が欠如しているように思えてならないのだけれど。間口せますぎ。
一方的に書き立てて世間の人々を煽るマスコミ → それにすぐに影響される人々。
この頃特に、こういうパターンが多すぎて嫌になる。
送り手も受け手も、あまりに短絡的なのではないか?
まあ、結局はジャーナリストの端くれにもなれなかった私なので、偉そうなことは言えないけれど。

もちろん、筑紫さんのジャーナリストとしての考え方に対しても、賛否両論、
人それぞれ、さまざまな意見があると思う。
かくいう私も、ニュース23を放送している某局の入社試験で辛口の批評を口にしたこともあった。

ジャーナリストは常に権力の監視役(Watch Dog)でなけれなならない、と
それを最後の最後まで貫き通した筑紫さん。

まさかこんなに早く亡くなられるとは思っていなかったのでとても悲しい。
最近の訃報の中では一番ショックを受けた。

と同時に、ジャーナリストになりたかったあの頃の自分を思い出して、ちょっとため息が出たりして。
私は今、いったい何をやってるんだろうか。
学生時代の私が今の私を見たら、きっとがっかりするんだろうな・・・

あれから長い年月が過ぎて、時代の流れは大きく変わった。
そして私も。

筑紫さん風に言えば、
今、「この国」はどこへ行こうとしているのだろうか?


ご冥福をお祈りします。




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2008.11.12 Wed l いろいろ l コメント (0) l top
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